写真=SUNROCKERS SHIBUYA

外国籍選手不在、8人での戦いを強いられたSR渋谷

8月4日から6日に安養市体育館(韓国)で『2017正官庄 東アジアチャンピオンズカップ』が開催された。これは東アジアの4カ国から各1クラブが出場して行われる大会。日本からはチャンピオンシップ出場クラブの中から推薦を受けた、サンロッカーズ渋谷が出場した。

他の出場チームは安養KGC(韓国)、四川金強ブルーホエールズ(中国)、達欣タイガース(チャイニーズ・タイペイ)。

SR渋谷は初戦の安養KGCを69-62で下し、勝久ジェフリー新体制での初勝利を挙げた。この試合ではシーホース三河から加入した長谷川智也が、4本の3ポイントシュートを含むゲームハイの22得点を記録し勝利に貢献した。

続く四川金強ブルーホエールズ戦では、U-24日本代表での活動があったベンドラメ礼生が合流。だが前半で2桁リードを奪うも後半に失速。長谷川が21得点と連日のゲームハイを記録するも、69-72で逆転負けを喫した。

達欣タイガースとの最終戦は第1クォーターを7点に封じられる苦しい展開に。それでもオフェンスを改善したSR渋谷が75-61で快勝した。満原優樹が17得点10リバウンド、広瀬健太が13得点16リバウンドと2人がダブル・ダブルを記録し、ベンドラメがゲームハイの19得点を挙げた。また仙台89ERSから移籍した菊池真人が、両チーム最長となる37分間の出場で14得点を挙げ、勝利に貢献した。

四川金強ブルーホエールズが全勝優勝を果たしたが、SR渋谷は2勝1敗で準優勝に。今大会は外国籍選手が帯同しておらず、日本人選手だけで3試合を戦うタフな展開となった。また初の海外遠征であり、新体制で初の対外試合と難しい要素が多々あったが、それでも新戦力の活躍もあり、勝ち越したことで新シーズン開幕に向けて弾みになったに違いない。