写真=野口岳彦
先発試合数は激減するも存在感は色褪せず
栃木ブレックスは今日、ジェフ・ギブスと来シーズンの契約を結んだことを発表した。
トヨタ自動車アルバルクで6年間プレーしていたギブスだが、Bリーグ初年度のシーズンを前に栃木に加入。ライアン・ロシターがエースのチーム編成下、先発出場の試合は前年の48から2へと激減したが、その存在感は全く色褪せず。むしろシーズン終盤、どのチームも数多くの試合数を経てコンディションを保てなくなった状況で、ギブスのパワフルさと勝負根性は際立った。栃木に優勝をもたらす原動力となった最強セカンドユニットの核として、ギブスは大いに貢献。栃木にBリーグ最初の優勝チームという栄誉をもたらしている。
この夏に37歳の誕生日を迎えるベテランだが、再契約に異論を挟む者は誰もいないだろう。そのギブスは新たな契約を結んだにあたり、クラブを通して次のようなコメントを発表している。
「ブレックス ファミリーのもとに再び戻る事ができる事をとても嬉しく思います。昨シーズンは、Bリーグファイナルに勝利して初代チャンピオンになる事ができ、B ファイナルの試合終了までの最後7秒を除き(アキレス腱断裂の怪我を負った)最高のシーズンとなりました。ブレックスファンは、自分たちと同じように共にハードに戦ってくれて、自分たちの勝利の大きな要因となりました。連覇という大きな目標に向けての厳しい戦いに向け、引き続きブレックスに声援とサポートをお願いします」