最終クォーターを43-23で圧倒
プレーオフファーストラウンド第3戦。2連敗中のラプターズがホームでキャバリアーズと対戦し、終盤に43-23のビッグクォーターを作り126-104で初白星を手にした。
第2クォーター開始1分にスコッティ・バーンズの3点プレーでリードを2桁に乗せたラプターズだったが、その後突き放すことができずに反撃を受け、前半を同点で終える。その後も拮抗した展開が続き、バーンズのブザービーターで83-81とわずかに前へ出たが、最終クォーター開始2分で同点とまったくの互角だった。
しかし、ベンチメンバーの誰もが活躍し、運動量とシュート力を武器にしたハイテンポなバスケが持ち味のラプターズがこの終盤に覚醒した。シュート力が魅力のジェイミソン・バトルが強気に3ポイントシュートを沈めれば、コリン・マレー・ボイルズがインサイドで起点となりつつ、ペイントで得点。RJ・バレットがボーナススローを外すもリバウンドを確保し、バトルが長距離砲を射抜く5点プレーも飛び出して勢いに乗った。
SAY IT WITH ME… IT’S BATTLE TIME 😤 pic.twitter.com/DD9Bb1nRr6
— Toronto Raptors (@Raptors) April 24, 2026
エースキラーのジャマール・シードがジェームズ・ハーデンからスティールし、アウトナンバーからバレットがコーナースリーを沈めれば、ボイルズもバックコートバイオレーションを誘発するなど、フィジカルな守備も大いに機能した。こうして、勝負どころで攻守が噛み合ったラプターズがキャバリアーズを一蹴した。
ラプターズの心臓であるバレットとバーンズがともにプレーオフ最多となる33得点を記録。ボイルズは15本中11本のフィールドゴールを成功させ、ラプターズのルーキーとしてプレーオフで1試合20得点以上を記録した初めての選手となった。さらにバトルは最終クォーターに4本すべての3ポイントシュートを成功させ、終盤のランを作る立役者となった。
一方、敗れたキャバリアーズはタイトなディフェンスの前にシュート確率が上がらず、20得点以上挙げた選手はいなかった。そしてハーデンの8ターンオーバーを筆頭に、チーム全体で22のターンオーバーを喫し、そこから23得点を奪われたことが痛手となった。
セカンドユニットの活躍で価値ある1勝を手にしたラプターズ。不調が続いたエースのブランドン・イングラムは12得点2アシスト2スティールを挙げ、復調の気配を感じさせているだけに、シリーズがもつれる可能性を示す結果となった。
