「全力で挑み続けてきた自身の歩みには納得しています」

長崎ヴェルカは4月3日、狩俣昌也が今シーズン限りでの現役引退を表明したことを発表した。

沖縄県出身、現在37歳の狩俣は178cm75kgのポイントガード。信州ブレイブウォリアーズの練習生からキャリアをスタートさせ、千葉ジェッツ、琉球ゴールデンキングス、福島ファイヤーボンズ、シーホース三河、滋賀レイクスターズ(現・滋賀レイクス)を渡り歩き、長崎の創設メンバーとして加入。B3からスタートした長崎をB2、B1昇格に導く活躍をした。個人としては、2022-23シーズンにB2の3ポイントシュート成功率でランキング1位を獲得。現在は長崎の創成期を知るプレーヤーとして、チームのカルチャー作りに日々貢献している。

伊藤拓摩ゼネラルマネージャーはクラブの公式サイトを通じて以下の通りコメントしている。「これまでのプロキャリアで培った知識と経験、そして勝利に対する飽くなき執念を惜しみなく注ぎ込み、長崎ヴェルカのカルチャーを根底から築き上げてくれたのが、まさに狩俣選手です。苦しい状況下でも常に前を向き、泥臭く、しかし誰よりも熱くチームを導き続けてくれたその姿勢に対し、クラブを代表して心からの敬意と深い感謝を申し上げます」

狩俣もこれまで関わってきた人々に感謝の意を伝え「素晴らしい仲間たちや多くの皆さんのサポートのおかげで、最高の景色を何度も見ることができました。また、それ以上に、数え切れないほどの失敗や悔しい敗戦もありました。バスケットボールキャリアのすべてに満足しているわけではありません。しかし、その時々の全力で挑み続けてきた自分自身の歩みには、納得しています。30年前、バスケットボールという『ゲーム』に出会えたことは、私の人生最大の幸運でした」と振り返った。

そしてシーズン途中での報告になったことで、最後にこのようにコメントを締めくくった。「長崎ヴェルカが、そして長崎がまだ見たことのない景色を一緒に見に行きましょう!」