セバスチャン・サイズ

「いつかスポーツとして本格的に挑戦したいと思えた」

『Bリーグオールスター』は大盛況のうちに幕を閉じた。今年は初めての3日間開催となり、ハピネスアリーナの外でも多くの企画が実施された。2020年に新たな駅舎がオープンした長崎駅では、再開発で新しいショッピングモールやホテル、コンベンションホールが立ち並ぶことになった。

ショッピングモールの広場はオールスターのイベントスペースとなり、コンベンションホールの出島メッセではチケットを持たない人も楽しめる入場無料のイベント会場が設けられ、ステージや様々なブースには3日間、出場選手やマスコットが訪れて数えきれないほどの企画が行われた。3日間の入場者数は3万3745名で、チケットが売り切れとなったアリーナよりずっと多くのファンを集めたことになる。また、もともとの長崎の街の中心部である浜町アーケードでも様々なブースが出店された。

これらのイベントを選手たちも満喫した。オールスター2日目の1月17日、出島メッセでの『長崎の武道文化を体験できるプログラム』には何人かの外国籍選手が参加している。その一人がセバスチャン・サイズで、袴を着て剣道防具を装着して竹刀を構える体験が「めちゃくちゃ楽しかった」と語る。

「剣道はこれまで一度もやったことがなくて、今回が初めての挑戦でした。剣道の道着と防具のスタイルは格好良くて、強くなった気分になってすごく気に入りました。今回は少しだけでしたが、いつかスポーツとして本格的に挑戦したいと思えたので、いずれまたやりたいです」

セバスチャン・サイズ

「オールスターゲームは、とにかく全員が楽しむこと」

そのサイズは1月18日のオールスター本戦でもB.BLACKの一員として大いにハッスルし、富永啓生に次いで2番目に長い24分をプレーして18得点13リバウンドを記録した。得点のほとんどはダンクで、彼自身が持つ運動能力とスキルにオールスターらしい華やかさが合わさった素晴らしいパフォーマンスだった。

試合後のサイズは「剣道でパワーをもらいましたからね」とうれしそうに語る。「オールスターゲームは、とにかく全員が楽しむことに尽きます。この試合はファンのためのもの。ファンの皆さんには、目に映るものすべてを楽しんでもらい、良い時間を過ごしてもらいたいです。そのためにも僕たち自身が楽しむことが大事です」

試合以外の部分もサイズは楽しんだと言う。「剣道も良かったけど、一番良かったのはアリーナのすぐ隣のホテルに宿泊できたこと。そのおかげでホテルにいる時にもファンの皆さんと触れ合うことができました。とても素晴らしい、そして興味深い体験でした」

リーグ再開は週末となるが、アルバルク東京は21日に『東アジアスーパーリーグ』の試合があり、すぐさま韓国への遠征が始まる。それでもサイズはオールスターで『充電』できたと言い、Bリーグのファンにあらためてメッセージを送った。

「たくさんの人たちに会えて、すごく楽しめた3日間でした。毎試合、会場に足を運んでくれるファンの皆さん、どこへでも駆け付けてくれる皆さんのおかげで、僕たちはこうしてバスケをプレーできます。皆さんのサポートには本当に圧倒されるし、心から感謝しています。ありがとう、また会いましょう!」