レディックHCはレブロンへの理不尽な批判に「異常だよ」
レイカーズの指揮官、JJ・レディックはレブロン・ジェームズに対する世の中の反応にずっと怒りの感情を抱えていた。しかし、レブロンに批判的な人々に反論させないため、それを言葉にするタイミングを見計らっていた。現地1月13日、前日のキングス戦で33分プレーした翌日のホークス戦で再び33分プレーし、31得点9リバウンド10アシストで勝利の立役者となった試合後、レディックは溜めていた思いを語った。
バック・トゥ・バックの連戦でプレーする決断について「彼以外の誰かが決断を下すことはあり得ない。レブロンは『いつものルーティーンをすべてこなし、いけそうならプレーする』と言った。そしてチームを完璧に牽引してくれた」と語る。「彼は23年目のシーズンに、試合に出るためにできる限りのことをやっている。彼の闘争心とスタミナには感服するしかない」
「話がそれるかもしれないが、レブロンがこれほどまでに情熱を注ぎ、真剣に取り組んでいるのに、一部の連中が彼を批判するのは本当に残念だ。はっきり言って異常だよ。毎日彼のそばにいて、彼がどれだけこの競技に真摯に向き合っているかを見るべきだ」
レディックとレブロンは、今こそヘッドコーチと選手という立場にあるが付き合いの長い友人であり、レディックは同じ1984年生まれのレブロンへのリスペクトを隠さない。
「レブロンへの批判は嫉妬でしかない」とレディックは続ける。「誰かを褒めたり、偉大さを認めたりしてもクリック数は稼げないし、レスも盛り上がらないのだろう。何か悪いことを言わなきゃならない。テレビで彼を叩いたり、深読みして悪口を言ったり、完全にバカげている。そういう人こそ毎日彼をそばで見るべきだ。41歳で連戦の2試合目に出てシーズン最高のパフォーマンスを見せる。信じられない男だよ」
この日のレブロンは試合開始早々に全盛期を思わせるノビのあるストライドから美しいレイアップを決め、速攻から豪快なダンクも決めた。これでリズムに乗ると、強引なドライブだけでなく、ダブルチームをよく見て味方のワイドオープンを作り出したりと自由自在にプレーした。
レブロンが連戦の両方に出場するのは今シーズン初めてのこと。31得点と9リバウンドは今シーズン2番目に、10アシストは3番目に良い数字で、年末に41歳になったとは思えないパフォーマンスを見せた。
試合後のレブロンはレディックの言葉を聞き、自分への批判にどう思うかと質問されて「全く気にならない」と即答した。
「それが僕の人生だ。もうずいぶん長い間そういう状況にある。僕が願うのは、現役を引退した時に、僕のキャリアを見守ってくれた人たちに良い影響を与えられていることだ。高校1年生の時にこの旅をスタートさせて、23年間ずっと僕と苦楽をともにしているファンがいる。大切なのは一緒に歩んできた仲間であって、それ以外のことは気にしていないよ」
