[ファイナル直前! 川崎ブレイブサンダース選手紹介]スター選手と『職人』が織りなす組織力が、盤石の安定感を作り出す

2017/05/26
Bリーグ&国内
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文=バスケット・カウント編集部 写真=野口岳彦、本永創太

昨シーズンのNBL最後のチャンピオンであり、Bリーグ初年度のレギュラーシーズン最高勝率チームである川崎ブレイブサンダース。絶対的なエースであるニック・ファジーカス、大舞台で抜群の勝負強さを発揮する辻直人の『2枚看板』を擁しながらも、チームの勝利だけを考えてプレーできる『職人肌』の選手たちによる選手層と安定感がその強さのベースとなっている。北卓也ヘッドコーチが手塩にかけて育ててきたチームは、『Bリーグ初代王者』だけを見据えている。


篠山竜青
7 PG

攻守のバランスを常に頭に入れ、川崎のタレントを生かすゲームメークを見せる司令塔。今シーズンは得点力向上に取り組み、チャンピオンシップに入って(A東京との第3戦を除く)4試合で平均20得点と成長が数字として表れている。チームメートを引っ張り、ファンへの影響力も強い、名実ともにチームリーダー。
藤井祐眞
0 PG/SG

アグレッシブなディフェンス、ハッスルプレーでチームに活力を与えるシックスマン賞の有力候補。自らドライブで打開でき、高い得点力を兼ね備えた万能ガード。今シーズンは篠山との2ガードも機能し、チームの戦い方に幅をもたらした。
辻直人
14 SG

生粋のシューターにしてお祭り男。リーグトップクラスのシュート力を持ち、今シーズンは広い視野を生かしたドライブからのアシストにも取り組んで万能アタッカーへと変貌を遂げた。大舞台に滅法強い勝負度胸の持ち主で、昨シーズンのNBLファイナルMVPに選出されている。エンターテイナーとしての『華』も見逃せない。
谷口光貴
15 SG

リバウンド争いにも参加できる若手シューター。ジャンプシュートに加えドライブも武器で、オフェンスのポテンシャルでは主力に匹敵する。ディフェンスで波があるため十分な出場機会を得られなかったが、プレータイムが得られれば2桁得点も十分可能なオフェンスは魅力。
晴山ケビン
3 SG/SF

辻の代役として開幕戦でスタメン起用されるスタートを切ったが、その後はプレータイム確保に苦しむシーズンとなった。それでも恵まれた身体能力に加え、アウトサイドからのシュートの質を生かしてワンポイントで確実に任務をこなす。
長谷川技
33 SG/SF

地味だが大切な仕事を黙々とこなす、チームに不可欠なロールプレーヤー。高さとフィジカルを持ち合わせ、特にディフェンス面でチームを支える。ディフェンスだけでなく、3ポイントシュート成功率も41.8%、自らのアタックで守備を崩してからのパスなど、チーム随一の安定したプレーで攻守に貢献する。
栗原貴宏
9 SF

川崎で7年目のシーズンを迎えた『仕事人』で、攻守ともに高い能力を生かしてフロアバランスを整える。チームファーストを理解し、自分の役割を全うする貴重な戦力。力強くチームを引っ張る篠山は日大の後輩。栗原は副キャプテンとしてチームの背中を支える側に回る。
野本建吾
11 SF/PF

2メートルと長身ながら、軽やかな身のこなしで高いディフェンス能力を見せる。マークマンとのミスマッチを突くポストプレーで得点を狙うなど、川崎のオフェンスに変化を与えることができる。シーズンが進むにつれプレーに迷いがなくなり、プレータイムを伸ばしてきた。
ライアン・スパングラー
12 PF

エネルギッシュでパワフルなランニングプレーで観客を魅了する『走れるパワーフォワード』。加入1年目にしてすぐさま川崎のトランジションバスケットに欠かせない存在となった。速攻やオフェンスリバウンドからのティップなど要所でのビッグプレーで相手の心を折る。
ジュフ磨々道
25 PF

日本での選手生活9年目を迎えた大ベテラン。主にオン・ザ・コート「1」の時間帯で存在感を放つ。ペイントエリアはもちろんのこと、アウトサイドシュートも得意で、帰化選手のアドバンテージを遺憾なく発揮。若手にアドバイスを送るなど『頼れる先輩』でもある。
永吉佑也
43 PF/C

急成長を続ける和製ビッグマン。スクリーナーとして、また泥臭く絡むオフェンスリバウンドで献身的に働く他、ここに来て堅実一辺倒ではなく自ら強引に打開するパワフルなプレーも目立つようになってきた。スタッフやチームメートが口を揃えて練習に取り組む姿勢を絶賛する、その努力が成果として表れてきた。
鎌田裕也
18 PF/C

外国籍選手とプレータイムを争うポジションであることに加え永吉の台頭もあり、出場機会はそれほど多くない。それでも外国籍選手と比べても見劣りしない上半身のサイズ(特に肩幅)を誇り、ゴール下で身体を張ったマッチアップをしても力負けしない強みがある。幅を生かしたスクリーン、豪快なブロックショットも魅力。
ニック・ファジーカス
22 C

タレント揃いのチームにおいても誰もが認める絶対的なエース。ゴール下だけでなくペイントエリア付近、3ポイントシュートとどこからでも高確率で沈めるシュート精度を誇る。また特徴的なワンハンドシュートなど、形を問わず決められる多彩なフィニッシュパターンを持ち、相手がどう来ても抑えられない驚異のスコアラー。