
モンゴルリーグでプレーした初の日本人選手
仙台89ERSは11月28日、片岡大晴と双方合意の上でアンバサダー契約を解除し、さいたまブロンコスへの移籍が決定したことを発表した。
宮城県出身、現在39歳の片岡は184cm80kgのシューティングガード。『ソルジャー』の愛称で親しまれている片岡は、白鷗大を経て2008年よりリンク栃木ブレックス(現・宇都宮ブレックス)に加入。4シーズンにわたりプレーした後、さまざまなクラブを経て2019-20シーズンから地元の仙台でプレーしてきた。今シーズンは仙台とアンバサダー契約を締結し、海外リーグ挑戦を表明。8月30日にはモンゴルリーグのダルハン・ユナイテッドと契約し、モンゴルリーグでプレーする初の日本人選手となった。しかし11月3日、同クラブとの選手契約を双方合意の上で解除。仙台とのアンバサダー契約を維持しつつ、国内で新たなプレー先を模索していた。
片岡はクラブを通して以下のようにコメントしている。「ソルジャーです!!!この度、国内でプレーすることが決まり、それに伴い、アンバサダーとしての務めを終えることになりました。モンゴル挑戦に向けて準備をしていた頃から、僕とみなさんをつないでくれていたこのアンバサダーという役割ですが、練習が中心の生活だったため、正直クラブに十分貢献できなかった部分もあったかもしれません。それでも支えてくださったクラブには、感謝の気持ちでいっぱいです。これからもナイナーズとみなさんがつながり、この街を楽しみ、みなさんの日々が温かい愛に包まれることを、心から願っています。本当にありがとうございました。愛をこめて。ソルジャー」