伊藤達哉

強気で仕掛ける超攻撃的ポイントガード

大阪エヴェッサは今日、京都ハンナリーズから伊藤達哉を獲得したことを発表した。

伊藤は24歳のポイントガード。東海大4年で特別指定選手として京都ハンナリーズに加入。この時は公式戦の出場がなかったが、プロ契約を結んだ2017-18シーズンの開幕戦にスタメン出場すると、京都に欠かせない司令塔として2シーズンに渡り活躍した。

173cm72kgとサイズに恵まれているわけではないが、それでも果敢にインサイドに仕掛けて、自らのアクションでクリエイトできるのが魅力。故障を抱えながらのプレーを強いられる2シーズンだったが、それでも積極性が失われることはなく、強気一辺倒を貫いた。

2017-18シーズンは馬場雄大が新人王に輝いたが、「伊藤も負けていなかった」とはメディアの間でよく言われた評価だった。

伊藤はクラブを通じて以下のコメントを発表している。「持ち味であるエナジー溢れるプレーで皆さんがフルフル、ワクワク出来るよう、そして大阪に『伊藤達哉ここにあり!』と言っていただけるよう、情熱を持ってプレーし、チームを勝たせられるポイントガードを目指して日々精進していきます!」

大阪は戦力の半分を入れ替える刷新を行っているが、得点もアシストも計算できる伊藤が加わったのは大きな強みとなりそうだ。一方で京都は戦力流出が目立ち、今後の補強が注目される。