世界48位から『トップグループ』を目指す戦いが始まる
FIBAは2019年夏に中国で行われるワールドカップの各地区予選のグループ抽選を実施した。大会参加チームは、ヨーロッパから12カ国、アジアから7カ国、アメリカ大陸の7カ国、アフリカの5カ国、そしてホスト国の中国を加えた32カ国。
まずは6月に行われる東アジア選手権で上位5チームに入る前提となるが、日本はオーストラリア、フィリピン、チャイニーズ・タイペイと同じグループBに入った。オーストラリアは世界ランキング10位、フィリピンは27位、チャイニーズ・タイペイは48位、そして日本は同じく48位と、『格上ばかり』という状況での戦いとなる。
Here are the groups for the Asian Region (with Oceania)! #FIBAWC Qualifiers pic.twitter.com/SruYoU4qbq
— FIBA World Cup (@FIBAWC) 2017年5月7日
11月24日 vsフィリピン
11月27日 vsオーストラリア
2月22日 vsチャイニーズ・タイペイ
2月25日 vsフィリピン
6月29日 vsオーストラリア
7月 2日 vsチャイニーズ・タイペイ
ここでの上位3チームが2018年9月に始まる2次ラウンドに進出。2次ラウンドは12チームを2つのグループに分けての戦い。各グループの上位3チームと、4位チームのうち成績上位の1チーム、計7チームがワールドカップに出場する。
東京オリンピックの前年に、お隣の中国で開催されるワールドカップへの出場は、日本代表にとって大きなチャレンジとなる。オリンピックの参加国はわずか12。厳しい戦いではあるが、あと2年でアジアの8強にまで成長し、東京オリンピックを迎えることが日本のバスケットボールにとっては『至上命題』となる。