5年ぶりのファイナルも普段通りに臨むレナード「これは5対5のバスケットボール」

5年ぶりのファイナルも普段通りに臨むレナード「これは5対5のバスケットボール」

2019/05/30

カワイ・レナード

「ロッカールームですべきことは分かっている」

去年の夏にスパーズからラプターズに電撃トレードされたカワイ・レナードは、移籍1年目にしてチームを球団史上初のNBAファイナルへと導いた。

レナードのファイナル進出はスパーズ時代の2014年以来となり、キャリア2度目の優勝を賭けて、王者ウォリアーズに挑む。レナードは、ファイナル第1戦の前日会見で、トロントに来る前と現在とでは、街に対する印象が変わったかを聞かれ、こう答えている。

「そうだね。今は、年間41試合を戦うようになったからね。その前は、この街のファンが試合会場にたくさん集まるということだけを知っていた。当時は、自分にとってロードゲームの開催地だったから」

「それに自分は西カンファレンスのチームでプレーしていたこともあって、レギュラーシーズンでは年に1度しかプレーしなかった。それがこうして実際に住むようになると、街のいたるところでチームの帽子、ジャージーを着ている人をたくさん見かけるし、街全体にサポートしてもらえていることが分かる。プレーオフでは、会場の外にいるファンも試合を楽しみにしてくれていて、すごく興奮してもらえる。素晴らしいサポートにも恵まれている。実際に自分の目で見て、感じられたことで、僕の印象も変わったよ」

3連覇を狙うウォリアーズとは異なり、ラプターズのロスターには、ファイナルを経験している選手は少ない。これまでのシリーズとは比べ物にならないほど注目されるファイナルを戦うにあたり、経験者としてチームメートに送るアドバイスについて聞かれたレナードは、「東カンファレンス・ファイナルでも、試合が進むごとにメディアの注目度が増した。聞かれることも多くなった。それでも、これは5対5のバスケットボールだから」と答えた。

「チームには作戦がある。外部の話ではなくて、作戦に意識を向けて集中しないといけない。ロッカールームですべきことは分かっている。だから、ロッカールームにいない人間に気を取られないようにすればいい」

球団史上初のファイナルでリズムを掴むためには、ホームでの第1、2戦が重要な意味を持つ。レナードが中心のラプターズが先手を取れるかどうか、まずは明日の第1戦の行方に注目したい。

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