ヤニス・アデトクンボ

ミドルトン、ロペスらがフリーエージェントに

惜しくもNBAファイナル進出は叶わなかったものの、バックスは、2018-19シーズンMVP候補のヤニス・アデトクンボを中心に大躍進を遂げた。来シーズンも今のチームを維持できるかどうかは、フロントにかかっている。

バックスはこのオフにクリス・ミドルトン、ブルック・ロペス、ニコラ・ミロティッチ、マルコム・ブログドンらがフリーエージェントになる。理想は全員との再契約だが、球団の財政上、選手が望む好条件で全員と再契約するのは不可能に近い。それを理解した上でも、エースのアデトクンボは現体制の維持を強く望んでいる。

「もちろん、(フリーエージェントになる)みんなに戻ってきてもらいたい」と、今シーズン最後のメディア対応の際に語ったアデトクンボは、こう続けた。

「僕たちは、とんでもないチームなんだ。アンセルフィッシュで、正しいプレーをする選手たちばかり。彼らは勝者だよ。チームの雰囲気は最高だし、ウチには傲慢で、愚かな選手はいない。みんなに戻ってきてもらいたいよ。この気持ちは、チームメートに伝えたい。自分はチームメートの肩を持ってしまうからフロントの決断には関与しないけれど、もしみんなが戻ってきてくれたら、来シーズン優勝するチャンスは増える」

アデトクンボの気持ちは、フリーエージェントの資格を手にする全員が理解しているだろう。しかし、彼らにとっては大金を掴むチャンスでもある。たしかに、バックスの可能性は、今シーズン十分なほどに証明された。球団が他の選手と再契約しやすいよう、減額を受け入れる選手が現れないとも限らないが、家族を持つ選手なら、複数年の大型契約を提示するチームとの契約を優先してしまうかもしれない。

アデトクンボの願いに、選手、フロントがどう応えるか、今年のバックスのオフは忙しくなりそうだ。