ポポビッチと同様に、NBAチームと代表チームを兼任か
ヘッドコーチ就任1年目にしてラプターズを球団史上初のNBAファイナルに導いたニック・ナースの評価が急上昇中だ。
今はウォリアーズとのファイナルに集中しているだろうが、シーズンオフには、国際大会の舞台でも指導力を発揮する可能性が出てきた。
『New York Times』によれば、ナースは、8月下旬から中国で開催されるFIBAワールドカップに出場するカナダ代表ヘッドコーチの最有力候補に挙がっているという。また、カナダ・バスケットボールとナースが、すでに代表ヘッドコーチの就任に関して合意しているという情報もある。
ナースは2012年のロンドン五輪に出場した英国代表のリードアシスタントコーチを務めた経歴の持ち主。もしカナダ代表の指揮を執るようになれば、アメリカ代表を率いるスパーズ指揮官のグレッグ・ポポビッチと同様に、NBAチームと代表チームのヘッドコーチを兼任することになる。
カナダ代表は、グループHに組み分けられ、1次グループでリトアニア、オーストラリア、セネガルと対戦する。
ナースはNBA優勝に向け全精力を注いでいるに違いないが、シーズンオフには国の代表として、カナダを指揮する姿が見られるかどうか、続報を待ちたい。
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— Toronto Raptors (@Raptors) 2019年5月26日