石川は5シーズンぶりに熊本に復帰

熊本ヴォルターズは6月20日、石川海斗、ネマンヤ・ジュリシッチと2025-26シーズンの選手契約(新規)に合意したことを発表した。

東京都出身、現在34歳の石川は170cm72kgのポイントガード。 ⽇本⼤を経て、2013年に⽇⽴サンロッカーズ東京(NBL)でプロキャリアをスタート。その後、岩⼿ビッグブルズ(bjリーグ)、仙台89ERS、信州ブレイブウォリアーズ、熊本、ファイティングイーグルス名古屋など複数のチームでプレーしてきた。2023-24シーズンに5年ぶりに信州に復帰し、今シーズンはレギュラーシーズンで出場した54試合中50試合で先発を務め、平均24.49分のプレータイムで9.3得点、2.2リバウンド、6.0アシストを記録した。

5シーズンぶりに熊本に戻る石川は、クラブを通して以下のようにコメントしている。「今シーズン戦う上でこのチームに何が足りなくて、僕に何を求めてるのか七川GMから聞き、やりがいと共にこのチームの為に全力でプレーしたいと思いました。そして僕もヴォルターズでやり残した事をまたこのチームでプレーして達成したいと思いました。来シーズン最後のBリーグ、最後のB2チャンピオンを目標に絶対達成する為にチーム全員で日々鍛錬して、最後までチームで、最後まで全員で成長して行きたいと思ってます。長いシーズン、上手く行く時もそうでない時もあると思います。ですが、このチームの強みはどんな時でも応援してくれるVoltersRedがいてくれる事だと思っています。僕はスポンサーの方々、ブースターもチームの一員だと思っています。来シーズンも全力で全員でチーム一丸となって、熊本の強さ熱さを作っていきましょう!!!!」

また、2024-25シーズンで引退した本村亮輔について触れ、「亮輔の分も僕は背負うつもりでいます。彼が背負って来たこの数年間の想いも含めて、亮輔と一緒にこのチームを強くしていきたいと思っていますので来シーズンも熱い熱い応援を宜しくお願いします!!Let’s go VOLTERS!!」と、熱い想いを語った。

モンテネグロ出身で現在33歳のジュリシッチは、203cm108kgのスモールフォワード兼パワーフォワード。ジョージア大を経て、ポーランドでプロキャリアをスタートさせ、その後はドイツを始め欧州各国のクラブを渡り歩いた。今回の熊本への加入が、Bリーグ初挑戦となる。

ウェッツェルはクラブを通じて以下のようにコメントしている。「皆さんにお会いできること、この非常に競争の激しいリーグでプレーできること、そしてホームアリーナの雰囲気を感じられることを楽しみにしています。日本での生活や文化を体験することにもワクワクしています。皆さんが素晴らしい夏を過ごし、楽しくて実りあるシーズンを迎えられることを願っています。皆さんにお会いできるのを心から楽しみにしています」