カリー兄弟

「一人の息子の応援に全力を注げない状況だった」

2018-19シーズンの西カンファレンス・ファイナルが終了し、誰よりも安堵しているのは、ステフィン・カリーとセス・カリーの両親ではないだろうか?

NBAプレーオフ史上初となったカンファレンス・ファイナルでの兄弟対決は、元NBA選手デル・カリーと妻のソニアにとって、生きた心地もしない体験になったようだ。

シリーズを終え、リポーターから「(兄弟対決を)楽しめましたか?」と聞かれた父のデルは、「まったく楽しいものではなかったね。妻は非常にストレスを感じていたよ」と答えた。そして、こう続けた。

「私たちは、とても楽しいシリーズになると思っていた。けれども、全然楽しくなかった。一人の息子の応援に全力を注げない状況で、試合に向けた気持ちの準備も大変だった」

シリーズが始まる前は、2人がウォリアーズとトレイルブレイザーズのどちらのジャージーを着て会場入りするかが話題になった。カリー家と長年親交のある友人から、ステフとセスのジャージーの前面と背面をそれぞれ縫い合わせた特製ジャージーを贈られたカリー夫妻は、コイントスでどちらが前面のジャージーを着るかを決めた。

ステフは第4戦後、「どちらかは負けるものなんだ。でも、これは弟のキャリアにとって始まりでしかない。今回のことは、一生記憶に残る」とコメント。また、セスは試合終了後、シリーズ中の一枚をInstagramに投稿し、同じように「より記憶に残るシリーズになった」と書き込んだ。

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Still a series to remember…. #Family

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兄弟はシリーズ終了後、コートで力強く抱き合って健闘を称え合った。NBAファイナル進出を賭けるような大舞台で、再び兄弟対決が実現するかは分からない。しかし、彼らの両親は2人の息子を誇らしく思っているだろう。そして、これまでと同じように一人の息子の応援だけに集中できることに、胸をなで下ろしているはずだ。