「覚悟をもって結果にこだわるシーズンにする」

サンロッカーズ渋谷は5月28日、田中大貴との2025-26シーズンにおける選手継続契約の締結を発表した。

長崎県出身、現在33歳の田中は193cm92kgのシューティングガード。東海大卒業後、2013-14シーズンにトヨタ自動車アルバルク東京（現・アルバルク東京）に加入しプロキャリアをスタート。同クラブでBリーグ2連覇、シーズンベストファイブ、ファイナルMVPなど数々のタイトルを獲得してリーグの顔として活躍をしていた。SR渋谷には2023-24シーズンから加入し、今シーズンは出場した56試合すべてに先発出場。高いバスケットボールIQと数々の大舞台を経験してきた強心臓を持ち、勝負どころでのシューティングセレクションの良さも際立つ。さらにディフェンス力の高さでもチームに貢献していた。

SR渋谷は2023-24シーズンを35勝20敗の中地区5位でフィニッシュ。上位進出を目指した今シーズンも30勝30敗の中地区6位に終わった。田中は「チームに加入してからの2年間、結果を残せていないことに責任を感じております」と悔いを口にし、「来シーズンは覚悟をもって結果にこだわるシーズンにする」と宣言した。

■SR渋谷2025-26シーズンロスターの契約状況（2025年5月28日17時時点）

【継続】ジャン・ローレンス・ハーパージュニア、ジョシュ・ホーキンソン、ベンドラメ礼生、永吉佑也、トロイ・マーフィージュニア、田中大貴、大森康瑛（U22枠）
【退団】アンソニー・クレモンズ、ケビン・ジョーンズ、リード・トラビス、阿部諒、小島元基
【自由交渉リスト】船生誠也、村越圭佑