「札幌が再び私のホームタウンになることを嬉しく思います」

レバンガ北海道は5月13日、トーステン・ロイブルと2025-26シーズンのヘッドコーチ契約が合意に至ったことを発表した。

ドイツ出身、現在53歳のロイブルは2006年にトヨタ自動車アルバルク(現・アルバルク東京)のヘッドコーチとして初来日すると、レバンガ北海道の創設初年度となる2011-12シーズンに初代ヘッドコーチを務める。男子日本代表のアンダーカテゴリーを担当して、八村塁を擁するU19ワールドカップを戦うなどの実績を残し、3×3日本代表では男女のヘッドコーチを務め、その後はチェコの育成年代の要職を歴任していた。

ロイブルはクラブを通して以下のようにコメントしている。「私たちの使命は、次のシーズンに備えるだけでなく、B.LEAGUE PREMIERの大きな機会に備えることです。レバンガ北海道にとって新たに重要となる章にクラブを導くことを任されたことを光栄に思います。このエキサイティングな仕事に私を選んでくれたレバンガ北海道の経営陣に心から感謝します」

また、桜井良太GMは「このたび、レバンガ北海道は、トーステン・ロイブル氏と2025-26シーズンのヘッドコーチ契約を結ぶ運びとなりました。ロイブル氏は初代レバンガ北海道ヘッドコーチとして、2011年のクラブ創設当時の難しい状況から始まったチームを、あと一歩でプレーオフ出場というところまで作り上げてくれました。チームがこれまで積み上げてきた規律やハードワークを土台に、ロイブルHCによる選手の特徴を活かした戦術・戦略、そしてチームを作り上げるマネジメント力に大きな期待を寄せています」とコメントしている。