
来シーズンは外国籍選手を一新する方向で調整
サンロッカーズ渋谷は5月12日、リード・トラビス、ケビン・ジョーンズ、アンソニー・クレモンズとの選手契約満了による退団を発表した。3選手は同日付けで自由交渉選手リストに公示された。
現在29歳のトラビスはアメリカ出身のパワーフォワード兼センター。2020年に初来日し、島根スサノオマジックで2シーズンプレーした後、レバンガ北海道に移籍。今シーズンより加入したSR渋谷ではセカンドユニットのビッグマンとして起用され、平均13.2得点、6.9リバウンド、フィールドゴール成功率52.4%といったスタッツを記録していた。
現在35歳のジョーンズはアメリカ出身、203cm116kgのパワーフォワード。キャバリアーズでキャリアをスタートさせた後は主にヨーロッパを渡り歩き、2018-19シーズンに琉球ゴールデンキングスへ加入して以来、日本でプレーしている。京都ハンナリーズから1シーズンぶりに戻ってきた今シーズンは58試合中40試合に先発出場し、平均25.41分のプレータイムで9.6得点、5.7リバウンド、1.5アシストを記録していた。
現在、30歳のクレモンズはアメリカ出身、187cm87kgのポイントガード。アイオワ大出身、オーストリアのBCハルマン・ウィーンでプロキャリアをスタートさせ、2023-24シーズンからSR渋谷に加入。持ち前のボールコントロール、勝負強い3ポイントシュート、緩急を生かしたドライブで今シーズンに通算わずか75試合の出場でBリーグ通算1000得点、300アシスト、100スティールを達成していた。
契約満了に際し、トラビスは「サンロッカーズファミリーの皆さん、1年間応援ありがとうございました。またどこかで会えることを楽しみにしています。 良い夏を過ごしてください!」とコメントしている。
また、デュシャン・グヴォズディッチアシスタントコーチが契約満了となり退団することも同日発表された。