
「すべてがかけがえのない経験でした」
横浜ビー・コルセアーズは5月12日、ナナーダニエル弾が2024-25シーズンをもって現役を引退することを発表した。
神奈川県出身、現在27歳のナナーは200cm110kgのパワーフォワード。青山学院大在学中の2018-19シーズンに特別指定選手として琉球ゴールデンキングスに加入し、Bリーグのキャリアをスタート。その後、琉球、山形ワイヴァンズ、レバンガ北海道を経て、2024-25シーズンに横浜ビー・コルセアーズに移籍。今シーズンは今シーズンは25試合に出場。平均4.29分のプレータイムで0.7得点、1.2リバウンド、0.1アシストを記録した。
ナナーはクラブを通して以下のコメントを発表している。「このたび、現役のバスケットボール選手としてのキャリアに終止符を打つことを決意いたしました。これまで支えてくださったすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。仲間と共に流した汗、勝利の喜び、そして悔しさも、すべてがかけがえのない経験でした。特に、家族、チームメイト、スタッフ、そしていつも温かく応援してくださったファン、ブースターの皆さまには、感謝の気持ちでいっぱいです。地元でバスケットボールを始め、地元のチームで引退できるというこの幸せを、噛み締めています」
「そして、いつも応援してくれた子どもたちへ。僕の姿が少しでも『夢は叶うのだ』と感じてもらえるきっかけになっていたら、これ以上の喜びはありません。これからも夢に向かって、全力で挑戦し続けてください。バスケットボールを通して得た学びと出会いを胸に、これからの人生も全力で歩んでいきます。今後とも変わらぬご声援を、どうぞよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました」