「不甲斐ない結果になってしまい申し訳ありません」
福島ファイヤーボンズは5月7日、栗原貴宏ヘッドコーチとの契約を双方合意の上で解除したと発表した。栗原は退団する。
栗原は1987年生まれ、福島県郡山市出身の37歳。川崎ブレイブサンダース、宇都宮ブレックス、山形ワイヴァンズでプロ選手としてプレーし、2021年より地元・福島のアシスタントコーチに就任。2023-24シーズン途中の12月よりヘッドコーチに昇格しチームを指揮したが、今シーズンは東地区最下位(15勝45敗)と低迷した。
退団に際し、栗原は次のようにコメントしている。「4シーズンお世話になりました。ブースター、パートナー企業の皆様、今シーズンは不甲斐ない結果になってしまい申し訳ありません。それでもいつも温かく前向きな言葉で応援してくださり、本当にありがとうございました。運営スタッフ、ボランティアでチームを支えてくださった皆様におかれましても、毎シーズンチームが気持ちよくプレーできるよう、朝早くから夜遅くまで準備・撤収して頂き感謝しかありません。本当にありがとうございました。またどこかで皆様にお会いできることを楽しみにしております」
福島は今シーズンの成績を受けて京都ハンナリーズGMを務めた渡邉拓馬GMを招聘し、すでに菅野翔太ら11選手と再契約を結ばないことを決定。上杉翔アシスタントコーチら7名のスタッフの退団も決まっている。