青森ワッツ

アウダ「とても楽しかったし、素晴らしい経験でした」

青森ワッツは5月7日、池田祐一ホール百音アレックスパトリック・アウダとの選手契約が満了し、退団することを発表した。アウダは同日15時に自由交渉選手リストに公示されるが、池田とホールはすでに移籍先が決定しているためリストには公示されない。

沖縄県出身、現在28歳の池田は183cm75kgのポイントガード。2020年に練習生として青森に加わり、以来5シーズンにわたってエースガードとしてチームを牽引した。今シーズンは56試合に出場し、平均28分18秒出場、12.6得点、8.7アシストなどのスタッツを記録。2023-24シーズンに引き続いてのアシスト王を獲得している。

埼玉県出身、現在25歳のホールは190cm95kgのスモールフォワード。2022-23シーズンより青森に加入し、レギュラーシーズン60試合すべてに先発出場。平均26分17秒出場、9.8得点、3.4リバウンド、1.6アシストなどのスタッツを記録し、スティール王にも輝いた。

チェコ共和国出身、現在35歳のアウダは204cm110kgのパワーフォワード兼センター。ヨーロッパをわたり歩いた後の2020-21シーズンに横浜ビー・コルセアーズで日本でのプロキャリアを開始し、今年1月より青森に加入。30試合に出場し、平均30分44秒プレー、18.3得点、6.4リバウンド、1.5リバウンドと活躍した。

アウダは退団に際し、「チーム、コーチングスタッフ、そして今シーズン素晴らしいサポートをしてくれたファンのみんなに感謝したいです。とても楽しかったし、素晴らしい経験でした。本当にありがとう!」と感謝の言葉を述べている。

なお青森は東地区6位(21勝39敗)で今シーズンを終えた。