
目標はSBL1部参入、Bリーグや海外リーグへの選手を輩出
ヤマトライジングは2025年4月、奈良県初のバスケットボール実業団チームを設立した。地域の活力を高め、実業団リーグへの参画を目指し、競技力向上と地域経済の発展に貢献を目的とし、選手、地元住民、企業との連携を強化しスポーツ振興を推進していく。
ヤマトライジング奈良の特徴は『Bリーグ挑戦を全力サポート』をコンセプトに、パフォーマンスサポート、フィジカルサポート、トップレベルを目指すためのマインド構築、PR活動の4つが用意されている。練習環境の確保やメンタル部分の学び、SNSを活用した認知度の向上やBリーグ関係者とのネットワーキングを支援してチャンスを広げる。
チームとしての目標は『SBL(地域リーグ)1部参入、日本一、Bリーグや海外リーグへの選手輩出』としており、経済的な不安を抱えることなくバスケットボールに打ち込める環境を提供し競技と仕事の両立も提供される。また、セカンドキャリアの受け皿としてBリーグ経験者や学生アスリートに新たなキャリアの場を提供することも用意されている。
スポーツディレクターは比留木謙司。bjリーグ・JBL・NBL・Bリーグで12シーズンにわたり選手として活躍した経験を持ち、2020年にB3トライフープ岡山のヘッドコーチに就任しB3準優勝・B2昇格プレーオフ進出などを果たす。2023年にはスペインリーグのクラブでアシスタントコーチを務め、その後帰国し、2025年2月にヤマトライジング奈良のスポーツディレクターに就任した。
大阪は4月13日に、横浜は4月27日に、ヤマトライジング奈良の初代メンバーを決めるトライアウトが開催される。