CJ・マッカラム

敵地で大きな1勝を挙げ、1勝1敗でホームへ

ナゲッツとのカンファレンス・セミファイナル第1戦で39得点を記録したデイミアン・リラードが、たとえ14得点に抑えられたとしても、トレイルブレイザーズのオフェンスはバランス良く得点を奪うことで停滞せず、97-90で敵地での第2戦に勝利した。

チームハイの20得点をマークしたCJ・マッカラムを含め、ブレイザーズは6選手が2桁得点で勝利に貢献。リラードとマッカラムはもちろん、他の選手もやるべきことを理解していた。

「プレーオフのこういうでは、グループの力が必要になる。何人かの選手に大きなプレーを決めてもらわないといけない」とリラードが語れば、エースとデュオを組んで6年目になるマッカラムは「自分たちは、会話というよりフィーリングだけでやれる間柄なんだ」と言う。

「リラードは、僕がいつボールを欲しがるかを知っていて、それはアイコンタクトだけで十分。もちろん、彼がボールを欲しがるタイミングも理解しているよ」とマッカラムは続ける。

「今日の終盤には、リラードと僕で順番にプレイを決めたような感じだった。彼にボールを取りに行くよう伝えて、マッチアップでのアドバンテージを生かすように伝えた時もあったしね。僕の調子が良ければ彼はこちらに任せてくれる。そういう選手なんだ。逆に彼の調子が良ければ、決めるように伝える」

この日はナゲッツのフィールドゴール成功率が34.7%(98本中34本)と不調で、第1戦で37得点の活躍だったニコラ・ヨキッチ対策が機能したことも重なり、ブレイザーズが勝ってシリーズを1勝1敗のイーブンに戻すことに成功した。

ホームに戻っての第3戦に向け、リラードは「自分たちは1試合ごとに集中している。ただ、次からホームでの2試合だから、ホームコートを守りたい。相手も修正してくるのは分かっているから、シャープな状態で臨みたい」と語った。