今シーズン終了後、4年総額450億円の契約延長へ

サンダーのシェイ・ギルジャス・アレクサンダーが、代理人契約を結んでいた大手エージェントのワッサーマンとの契約を解消した。自ら代理人を行うと、NBAインサイダーのクリス・ヘイズが報じている。

26歳のシェイは、今シーズンここまで53試合出場で平均32.5得点、6.1アシスト、5.1リバウンドを記録。今シーズンのシーズンMVP最有力候補と言われる活躍を続けている。エージェントの契約先を変えることはプロスポーツの世界では日常茶飯事だが、選手自らが代理人となることは珍しい。

特にアレクサンダーは、今シーズン終了後にサンダーと、2027-28シーズンから始まるスーパーマックスでの契約延長を締結できる権利を有している。この契約は4年総額2億9400万ドル(約450億円)で、契約最終年となる2030-31シーズンの年俸はリーグ史上初となる1年8000万ドル(約120億円)を超える内容だ。それだけに自ら代理人となることは、すでにサンダーとの契約延長を決めていて、エージェントの助けが必要ないことの表れだろう。

自身で契約交渉を行う大変さはあるが、エージェントに手数料を支払う必要がなくなる。NBAではエージェントの手数料が契約の最大4%と定められている。一見すると小さいように見えるが、今回のシェイが結ぶであろうスーパーマックス契約であれば、手数料は18億円の大金となる。

今回の件に加え、先日にはコンバースから今秋発売予定となる自身初のシグネイチャーシューズである『SHAI 001』の詳細も発表された。オールスターブレイク中、オフコートでの話題を提供したシェイは、ここから優勝候補サンダーの大黒柱としてオンコートの多くの話題を提供する。