「子供たちの笑顔を見ることができてすごくうれしい」
『りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2025 IN FUNABASHI』では、オールスターの試合だけではなくその周辺での様々な活動も行われている。Bリーグは様々な社会的責任活動を『B.Hope』として推進しており、今回のオールスターでの活動の一つとして、富樫勇樹と渡邊雄太が千葉県の児童養護施設を訪問した。
2人は約25名の児童とシュートゲームを楽しんだり、ミニゴールを寄贈したり、写真撮影や握手をして児童からの質問に答えたりといった交流を行った。
交流を終えた富樫は「こういう機会はなかなかないし、子供たちの笑顔を見ることができてすごくうれしいです」と、渡邊は「ああやって子供たちが笑顔で接してくれることが僕ら選手にとっては次の試合や次の練習で頑張ろうというモチベーションになります。すごく良い時間になりました」と語り、2人揃って晴れやかな笑顔を見せた。
富樫は子供たちとの触れ合いを楽しみ、「少しの時間でもいいのでこの活動を通して子供たちが元気になって、笑顔になってくれたらすごくうれしいです。もしかしたら、これを機にバスケをやりたいと思ってくれる子もいるかもしれないですし、本当に小さなことでいいので、何かの良いきっかけになってくれたらと思います」と話す。
「子供たちには良い時間になってくれたんじゃないか」
渡邊は自分自身の経験を思い出してこう語る。「自分も小さい頃に、テレビのニュースや新聞で見たことのある選手と触れ合う機会はすごく楽しい時間でした。今回もテレビで見たことがあるとか、そういう子供たちには良い時間になってくれたんじゃないかと思いますし、僕らを知らない子たちも、これからニュースを見て『来てくれた選手だ!』と思えるだけで良い機会になるはずです」
富樫が特に喜んだのは、児童たちから贈られた似顔絵だ。富樫はその髪型について「ここがちゃんとくぼんでいて、よく再現されています。知っててくれたのか調べてくれたのか分からないですけど、『とうもろこし』、『お肉』って書いてあるのも僕が好きな食べ物なので、分かっていてくれるのでうれしいですね」と話す。
アメリカ時代からこういう活動を続けてきた渡邊は「日本に帰って来ても続けられるのはありがたい」と話し、こう続ける。「今日の子供たちは、中にはシャイな子もいると聞いていたんですけど、実際に会ってみたら本当に元気でずっと笑顔で、僕たち2人がパワーをもらえました。こういう機会を作っていただいて、すごくありがたかったです」
今回の『りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2025 IN FUNABASHI』では他にも、選手やチアとのスポーツ交流、キッズ向けのチアダンスコンテンツ、またオールスターでのスタッフ体験などが行われた。