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絶好調のラスに牽引されチームも8連勝

サンダーのラッセル・ウェストブルックが、プレイスタイルと同様の勢いを個人成績でも示している。

3月28日に敵地で行なわれたラプターズ戦に出場したウェストブルックは、26得点12アシスト11リバウンドを記録し、今シーズン16度目のトリプル・ダブルを達成した。

この数字もさることながら、特筆されるべきは3月だけで7度のトリプル・ダブルをやってのけている点だ。NBA史上、1カ月に7度のトリプル・ダブルを記録したのは、1989年4月のマイケル・ジョーダン以来の快挙となる。

ラプターズとの試合後、ウェストブルックは次のように語っている。

「当たり前だとは思ってないけど、僕は勝つことが好きだから。だから、どういう数字を残しているにせよまずは試合に勝ちたいし、チームメートにも良い感じでプレイしてもらいたい」

今シーズンの西カンファレンスはウォリアーズとスパーズの2強に注目が集まっているものの、ウェストブルック、そしてエースのケビン・デュラントがレギュラーシーズン終盤にかけて調子を上げているサンダーも、優勝候補の一角として存在感を放っている。

1989年のマイケル・ジョーダン。『神様』が持つ1シーズンのトリプル・ダブル最多記録(17回)にも、ウェストブルックは手をかけつつある。