湯之上社長「後半戦の巻き返しに向けて前進する」
熊本ヴォルターズは12月17日、ジェフリー・ヒロナカヘッドコーチから成績不振を理由とした辞任の申し出を受け、これを受諾したと発表した。後任は昨シーズンヘッドコーチを務めた遠山向人アシスタントコーチが務める。
今シーズンよりヘッドコーチに就任したヒロナカ氏はアメリカ出身の日系三世。長きにわたってアメリカのカレッジで腕をふるい、2002年から2009年までヘッドコーチを務めたシアトルパシフィック大ではNCAA西部地区のコーチ・オブ・ザ・イヤーを受賞。2013年にはクラブ立ち上げのアドバイザーを務めた。
しかし、「B1昇格のラストチャンス」と意気込んで迎えた今シーズンは、開幕から6連敗。10月から11月にかけては9連敗を喫し、12月17日現在は4勝19敗で西地区6位と低迷していた。
代表取締役社長の湯之上聡氏は「ヘッドコーチを中心に、なんとかこの現状を変えるべくコミュニケーションをはかってきましたが、糸口をつかむことができず、ヘッドコーチ交代という決断に至りました。シーズンはまだ半分以上の試合を残しております。『0.0秒まであきらめない』という強い気持ちで、残りの試合をクラブ一丸で戦い、後半戦の巻き返しに向けて前進してまいります」とコメントしている。