2度目の古巣対決で29得点を挙げ勝利に貢献
現地15日、マーベリックスはアウェーでウォリアーズと対戦。NBA記録となる、両チーム合計48本(ウォリアーズ27本、マーベリックス21本)の3ポイントシュートが成功したハイスコアリングゲームを143-133で制した。
この試合のマーベリックスは、ルカ・ドンチッチが45得点13アシスト11リバウンドのトリプル・ダブルと試合を支配。クレイ・トンプソンも3ポイントシュート11本中7本成功を含む29得点の活躍で勝利に貢献した。
2011年のNBA入りから昨シーズンまでウォリアーズに在籍していたトンプソンにとって、今回は現地11月12日に次ぐ2度目の古巣凱旋となった。前回は22得点を挙げるも117-120と競り負けたが、今回は自身も活躍しつつ試合に勝利するという最高の結末となった。
試合後、トンプソンは「チェイスでシュートを打つのが好きなんだ」と、ウォリアーズの本拠地チェイス・センターへの思いを語る。
「幸運にも僕はこのアリーナで記録を打ち立て、信じられないような最高の思い出を得た。だから、ここに戻ってきた時、そのことを思い出すようにしている。特に(ウォリアーズ時代の背番号)11を着ている人や若いファンを見ることで、僕がここにいた間、どれだけのインパクトを与えることができたのか知ることができた」
そしてスプラッシュブラザーズの相棒として数々の栄光を勝ち取ってきた盟友ステフィン・カリーとのマッチアップについて「他の相手とは違うけど、慣れてきている」と振り返る。
「練習ではスクリメージで何度も対戦した。最高の選手と対戦する瞬間は常に大事にしている。だから『ステフ(カリー)をガードした』と言えるのは素晴らしいね。コービー(ブライアント)やKD(ケビン・デュラント)と同じで、もう1つ話すべきストーリーが生まれたんだ」
この勝利でマーベリックスは今シーズン17勝目(9敗)をマーク。11月上旬に4連敗を喫して以来12勝2敗と好調だ。また、トンプソンもここまで22試合出場で平均14.0得点、3ポイントシュート成功率39.1%だが、12月は5試合で平均16.6得点、3ポイントシュート成功率47.4%と調子を上げている。今回のようなプレーをトンプソンが続けていけば、マーベリックスの貯金も自然と増えていくはずだ。