ニック・ヤング

写真=Getty Images

リング授与式で久々に元チームメートたちと再会

4月5日にオラクル・アリーナで行われたキャバリアーズ対ウォリアーズの一戦前に、昨シーズンのウォリアーズ優勝に貢献したニック・ヤングのリング授与式が執り行われた。

息子と一緒にコートに立ったヤングは、ドレイモンド・グリーンから優勝リングを手渡されると、満面の笑顔を見せた。会場のファンからの声援にも手を振って応え、元チームメート、コーチともハグを交わして再会を喜んだ。

ヤングとウォリアーズのコミュニケーションが思っていたよりも長引き、主審のケン・マウアーから早く試合を始めるように警告されるオチがついてしまったものの、彼の陽気な性格は相変わらずだった。

今シーズンは、昨年末に負傷者が続出したナゲッツと契約したヤングだったが、その契約はケガや病気によって最低でも4選手が3試合以上連続で欠場し、その状況が継続しそうな状況下にあるチームがリーグに申請できる救済措置例外条項を行使する形でのものだったため、欠場者が復帰後に解雇された。その後、ヤングはどのチームにも所属していない。

近々自身のテレビ番組が始まることをリポーターに明かしたヤングは、レイカーズのレブロン・ジェームズが主演を務める映画、『スペースジャム2』への出演を希望。「スペースジャムはイケてる映画じゃないとダメだよ。チケットを売りたいなら、自分を起用すべき」と好き放題に言うと、その役どころに関するプランについても、ニックネームである『Swaggy P』を生かしたキャラクターを演じられると述べた。

「(宇宙人に)パワーを取られたら、俺がスワッグ(イケてる等の意)をみんなに与えられる。なんというか、スワッグの魔法使いみたいな役になれる。みんなに希望の力を与えられるんじゃないかな」

どこまで本気か分からない発言も相変わらずのヤングが、劇中でレブロンをサポートする役をゲットできるかどうか、キャストの発表を待ちたい。