プレシーズンマッチは現地8日にホークスとの対戦からスタート

現地9月26日(日本時間27日)、ペイサーズは富永啓生とエグジビット10正式契約締結を発表した。

富永はネブラスカ大での最後となる2023-24シーズンにプレーオフを含めて32試合に出場し、平均15.1得点、2.3リバウンド、1. 4アシストとベストアベレージをマーク。推薦枠として、同校の10年ぶりのNCAAトーナメント出場に貢献した。また、男子日本代表としてパリ五輪に出場した富永は9月、アジア人初の選手としてNBA Gリーグユナイテッドでプレー。セルビアのメガMISとの試合に出場したほか、シンガポールで開催された『FIBA インターコンチネンタルカップ 2024』にも出場した。

エグジビット10は無保証の最低年俸での契約で、レギュラーシーズン開幕までに2ウェイ契約に切り替えることが可能。トレーニングキャンプやプレシーズンマッチでのアピールが求められる。同日発表されエグジビット10契約を交わしたタイラー・ポリーとの争いも注目される。

過去には馬場雄大がマーベリックスと、渡邊雄太がラプターズとエグジビット10契約を結んでおり、渡邊はそこから2ウェイ契約に切り替えられ、2020-21シーズンの開幕ロスター入りを見事に達成した。

共に日本代表で戦った河村勇輝もグリズリーズとの契約が発表されている。詳細は公表されていないが、エグジビット10契約に合意してトレーニングキャンプに参加することが、前所属の横浜ビー・コルセアーズによって今月発表されていた。

NBAのキャンプインは現地10月1日。現地10月4日からはプレシーズンゲームがスタートし、富永のペイサーズは現地8日にホークスと、河村のグリズリーズは現地7日のマーベリックス戦とそれぞれ初戦を迎える。