トニー・パーカー

写真=Getty Images

完璧なタイミングでシャーロットでの試合が組まれる

スパーズにとっても、そしてトニー・パーカーにとっても、3月26日にシャーロットでの対戦が組まれていたことは、図らずも完璧なタイミングだった。

同試合はオーバータイムの末にホーネッツが125-116で勝利し、4連勝をマーク。この試合後、ホーネッツのパーカーは、スパーズの専用機に乗り込み、サンアントニオに向かった。その理由は、3月28日にAT&Tセンターで執り行われる、盟友マヌ・ジノビリの永久欠番式典に出席するためだった。

パーカーがスパーズに同行するというニュースは、試合前に報じられ、そして試合後、指揮官グレッグ・ポポビッチが「彼は後ろの席だ」とコメントし、これを認めた。

ホーネッツの次戦は29日に敵地で行われるレイカーズ戦のため、パーカーはヘッドコーチのジェームズ・ボーレゴに許可を取り、式典終了後にチームに合流する予定のようだ。

式典でスピーチをする予定のパーカーは、『My San Antonio』に、「準備はできているよ。話す機会を与えてもらえるなんて、光栄。素晴らしい夜になるだろうね」と語った。

式典には、ティム・ダンカン、ファブリシオ・オベルトらも出席すると見られている。日程の妙とはいえ、やはりジノビリの永久欠番式典には、苦楽を共にしたパーカーの存在は欠かせない。