「クラブ歴史を語る上で欠かすことができない大切な存在の一人」
広島ドラゴンフライズは朝山正悟の背番号『2』をクラブ初の永久欠番とすることを発表した。
朝山氏は1981年生まれ、神奈川県出身の現在43歳。早稲田大を経て日立サンロッカーズ(現サンロッカーズ渋谷)でキャリアをスタートし、その後オーエスジーフェニックス(現三遠ネオフェニックス)、アイシンシーホース(現シーホース三河)など複数のチームでプレー。2015-16シーズンより広島ドラゴンフライズに加入し、その後は広島一筋でプレーし続けた。『ミスタードラゴンフライズ』として広島県民とクラブに愛され、引退を公言して臨んだ今シーズンはB1初制覇というこの上ない有終の美を飾り、シーズン終了後には来季のヘッドコーチに就任することが発表された。
クラブは永久欠番に至った経緯を以下のように説明している。「朝山正悟選手は、B.LEAGUEより以前のナショナル・バスケットボール・リーグ(NBL)時代から広島ドラゴンフライズでプレーし、創設したばかりのクラブにとって最も苦しい時期を一緒に乗り越えてきました。2019-20シーズンのB2リーグ西地区優勝、B1リーグ昇格。そして、現役最終年となった2023-24シーズンのB.LEAGUE初優勝。そのすべての瞬間に居合わせて、広島に貢献しつづけてくれた朝山正悟選手は、クラブ歴史を語る上で欠かすことができない大切な存在の一人です」
「現役選手として20シーズン、ドラゴンフライズの選手としては9シーズンにわたって活躍した朝山選手。ブースターの皆さま、パートナー企業の皆さま、そして地域の皆さまに愛された朝山選手が最後まで誇りとともに背負い続けた背番号2。その2番を、朝山選手の築いたクラブの礎の証とすべく、永久欠番とすることを決定いたしました」