テーブス「歴史のあるすばらしいチームでプレーできることを、ものすごく嬉しく思います」
アルバルク東京がテーブス海と小酒部泰暉の契約(継続)を発表した。
テーブスは188cm85kgのポイントガード。東洋大学京北高校を中退して高2の夏にアメリカへと渡り、NCAAディビジョン1のノースカロライナ州立大学ウィルミントン校にスカラーシップ(奨学金)を得て加入。1年生ながら主力としてプレーし、NCAAディビジョン1全体2位となる平均7.7アシストを記録した。2年目のシーズン中、より高いレベルを求めて大学中退を決意し、特別指定選手として宇都宮へ加入。2020−21シーズンは新人王を受賞し、翌シーズンは同チームでリーグ制覇に貢献した。翌年、滋賀レイクスに移籍してオフェンスの中心を担い、今シーズンにA東京に加入した。60試合すべてに先発出場し、平均26.11分のプレータイムで10.7得点、2.1リバウンド、4.8アシストを記録して、レギュラーシーズンベストファイブのセカンドチームに選出された。
テーブスはクラブのリリースで以下のコメントを発表している。「来シーズンもアルバルク東京のような歴史のあるすばらしいチームでプレーできることを、ものすごく嬉しく思います。2023-24シーズンは、優勝という目標に辿り着くことができず悔しい結果で終わってしまいました。次こそ優勝できるようにもっと成長して、アルバルカーズとともに戦えたらと思っています」
小酒部は187cm88kgのシューティングガード。高校時代は全国大会に出場していない無名選手だったが、神奈川大の幸嶋謙二ヘッドコーチに見初められ大学で急成長を遂げた。ジャンプシュートを得意とし、軽々とダンクを可能にする抜群の身体能力の持ち主だ。神奈川大3年時の2019-20シーズンに特別指定選手としてA東京に加入し、5年目の今シーズンは60試合中35試合で先発を務め、平均20.04分のプレータイム5.5得点、1.8アシストを記録した。ディフェンス面での成長が著しく、エースストッパーを任されることが増えている。
小酒部はクラブのリリースで以下のコメントを発表している。「2024-25シーズンもアルバルク東京でプレーできることを嬉しく思います。2023-24シーズンの悔しさを胸に、来年こそこのチームで優勝したいです。来シーズンも変わらぬ応援よろしくお願いします。また会場でファンの皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!」
■A東京2023-24シーズンロスターの契約状況(6月7日時点)
【継続】テーブス海、小酒部泰暉
【未発表】岡本飛竜、安藤周人、ザック・バランスキー、セバスチャン・サイズ、平岩玄、ライアン・ロシター、レオナルド・メインデル、福澤晃平、アルトゥーラス・グダイティス
【退団】橋本竜馬、吉井裕鷹