大学で勉学に励みながらプロとして研鑽を積む
サンロッカーズ渋谷は6月5日、SR渋谷U18出身で、昨シーズン特別指定選手としてロスターに加わった大森康瑛と、U22枠で選手契約を締結したと発表した。U22枠はBクラブユースチームに所属していた選手が、大学などに通いながらプロ選手としてBリーグでプレーできる制度で、大森がリーグ第1号選手となる。
クラブによると、日本有数の進学校である麻布高校出身の大森は、かねてより海外の大学への進学を希望していたが、トップチームでの活動を経て、国内の大学に通いながらプロバスケットボール選手になる道を選択したという。
大森は194cm86kgのスモールフォワード。2019年にSR渋谷U15に加入し、そのままU18に持ち上がり。Bユースが誇る有望選手としてプレーした後、2024年2月よりユース育成特別枠、4月より特別指定選手としてトップチームに所属していた。
大森は今回の契約に際し、「勉強との両立を続けることになりますが、今まで通り、チームに少しでも貢献していくことを全力で頑張るのはもちろん、一選手としても、がむしゃらに取り組んで、成長していきたいと思います」と決意を表し、「サンロッカーズには、ルカ・パヴィチェヴィッチコーチ、ベンドラメ礼生さん、田中大貴さんをはじめ教えを乞うべき方がたくさんいるので、コーチ・先輩たちから貪欲に吸収して、パワーアップし、プレータイムを勝ち取れるように全力を尽くします」などとコメントしている。