『令和6年度県政功労者知事表彰』を受賞した佐賀の顔

佐賀バルーナーズは5月21日、レイナルド・ガルシアが自由交渉リストに公示されたことを発表した。

キューバ出身、現在33歳のガルシアは187cm95kgのポイントガード。2013年にメキシコでプロキャリアをスタートし、アルゼンチンのクラブを経て2020年に佐賀へ入団した。2022-23シーズンにB2リーグ優勝へ導き、クラブのB1ファーストシーズンとなった今シーズンは60試合中56試合で先発を務め、平均26.49分のプレータイムで15.6得点、4.1リバウンド、3.9アシスト、1.9スティールを記録。昇格初年度チームの勝利数でB1新記録達成にも貢献した。

クラブはガルシアが2024-25シーズンの開幕まで海外リーグに参戦予定となったため、Bリーグ規約に基づき自由交渉リストの公示に至ったと説明。ガルシアのキャリアアップと挑戦をサポートすると共に、2024-25シーズンに再び佐賀でプレーできるよう交渉を継続するという。

ガルシアはクラブを通して以下のようにコメントしている。「短期間、海外リーグでプレーする事になりましたが、シーズンが始まるまでには佐賀に戻る予定でいます。来シーズンはチャンピオンシップに出場できるぐらい強いチームを目指して行くので、今後も引き続き応援よろくしお願いします。またすぐに会いましょう!」

なおガルシアは5月20日、『令和6年度県政功労者知事表彰』を受賞。佐賀のために佐賀を愛し活躍をしたこと、B1昇格やアリーナの熱狂はガルシアなしでは成し遂げられなかったと評価され、外国人として初受賞を果たした。

■2023-24シーズンロスターの契約状況(5月21日16時時点)
【継続】角田太輝、岸田篤生
【自由交渉リスト公示】葛原大智、中西佑介、レイナルド・ガルシア
【未発表】山下泰弘、ヨーリ・チャイルズ、狩野祐介、満原優樹、井上諒汰、相原アレクサンダー学、ジョシュ・ハレルソン、チェイス・フィーラー