八村塁

フランチャイズ史上2番目に多い、前半だけで87得点の猛攻

レイカーズがホームにペリカンズを迎えた一戦は、6本の3ポイントシュート成功を含むチームハイの30得点を挙げたディアンジェロ・ラッセルを筆頭に、先発の5人全員が20得点以上を挙げたレイカーズが139-122で勝利した。

序盤から互いに高確率でシュートを決め合うハイスコアリングゲームの中、第2クォーターにレイカーズのオフェンスが爆発する。ラッセルがステップアバックスリーを皮切りに14連続得点を挙げて逆転すると、八村塁もザイオン・ウイリアムソンとの1on1からダブルクラッチを成功させる。レブロン・ジェームズも2本連続で長距離砲を沈めるなど、タッチが好調なレイカーズは13本中9本の3ポイントシュートを決め、51-35のビッグクォーターを作った。こうしてフランチャイズ史上2番目に多い、前半だけで87得点の猛攻を見せたレイカーズが13点リードで試合を折り返した。

第3クォーターに連続で長距離砲を許し、一時3点差に迫られたシーンもあったが、八村の連続ダンクやラッセルの連続3ポイントシュートで突き放して最大のピンチをしのぐ。こうして、2桁リードを保つと、最終クォーターも24-20で上回り快勝を収めた。

八村は5本中2本の3ポイントシュート成功を含むフィールドゴール13本中9本を成功させ、21得点5リバウンド1アシスト1ブロックを記録し、19試合ぶりとなる20得点超えを果たした。また、ザイオンとマッチアップすることが多く、特に序盤は1on1から失点を許すシーンも多かったが、徐々にアジャストするとともにオフェンスでやり返して勝利に貢献した。