レイカーズ

写真=Getty Images

「選手たちに寄り添い、話をするつもりだ」

2月7日のトレードデッドラインまでにペリカンズからアンソニー・デイビスを獲得しようとしたレイカーズだったが、最終的に超大型トレードは成立しなかった。

レイカーズはペリカンズに、カイル・クーズマ、ロンゾ・ボール、ブランドン・イングラム、ジョシュ・ハート、イビツァ・ズバッツ、ドラフト1巡目指名権2枠という条件を提示したとも報じられ、その影響を受けた若手は試合に集中できない日々が続いた。紆余曲折の末に、レイカーズはシヴィ・マカイルーク、ズバッツ、マイケル・ビーズリーを放出し、ピストンズからレジー・ブロック、クリッパーズからマイク・マスカーラを獲得し、レギュラーシーズン後半戦に臨むことに。

デッドライン後にはセルティックスと敵地で対戦し、ラジョン・ロンドのブザービーターにより129-128で劇的な勝利をあげた彼らだが、球団社長のマジック・ジョンソンは、近日中に選手たちを集め、ミーティングを行うプランがあることを明らかにした。

マジックは「これもビジネスの一部であって、プロのアスリートにはつきもの。選手たちに寄り添い、話をするつもりだ。我々の目標であるプレーオフに進出するためには、チームが一つになって戦わないといけないと伝えたい」と、リポーターに語った。

「私は今のチームに満足している。うちの選手たちのことが大好きだ。トレード候補に名前が挙がること、実際にトレードされるのは辛いことだし、このビジネスの難しい部分でもある。プロスポーツの厳しい部分でもあるが、選手たちは一丸となってボストンとの試合で素晴らしいプレーを見せてくれた。私の仕事は、チームを一つにまとめ、プレーオフ進出というゴールにチームを集中させることだ」

28勝27敗でカンファレンス10位のレイカーズには、今後の戦績次第では西の上位まで順位を上げられる可能性も残されている。若手たちもすでに気持ちを切り替えているだろうが、チームとして前を向き、歩み続けなければならない。