再開初戦はアウェイだが「気持ちはホームゲームです」
一般社団法人ジャパン・バスケットボールリーグ(B3リーグ )は1月24日に臨時理事会を開催し、能登半島地震の影響で活動を一部休止していた金沢武士団の公式戦参加再開を決めた。第17節(2月3〜4日)のアウェイ岐阜スゥープス戦から再開となる。
金沢は1月1日に発生した能登半島地震で、石川県七尾市に所在する選手やスタッフの自宅、クラブ事務所が被災。第13節から第16節までの試合を中止とし、炊き出しなどの支援活動を行っていたが、全選手とスタッフの居住地、練習環境、ホームゲーム開催場所が確保されたことなどを総合的に判断し、再開が決まった。岐阜戦は石川県民が招待され、チアリーダーやマスコットの出演も検討されているという。
クラブは公式ホームページで、地震後のチーム活動、今後のホーム開催などを説明した上で、再開する公式戦に向けてこうコメントしている。
「試合はアウェイですが、気持ちはホームゲームです。まだまだ地震の影響でご自身が大変な状況である方も大勢いらっしゃいます。そのような中ではございますが、お時間が許しましたら、一緒に金沢武士団、そして岐阜スゥープス様を支えるべく、足を運んで頂けますと幸いです。また、全国のバスケットファミリーの皆様には、1人でも多くこの節目となる日を一緒に共有いただき、選手たちの支えとなり、背中を押して頂けますと幸いです。バスケットボールのすばらしさを世界に届けましょう。2月3日、岐阜の地で皆様をお待ちしております」