対インディアナの連敗を7でストップ
ネブラスカ大の富永啓生が現地1月3日に行われた名門インディアナ大戦で、シーズンハイとなる28得点を挙げ86-70の勝利に導いた。これでネブラスカは、全米随一の強豪カンファレンスであるBIG TENカンファレンスでの成績を2勝1敗にし、1990-91年シーズン以来となる開幕12勝2敗スタートとなった。
前後半20分ずつで行われるNCAAルールにおいて、試合は開始5分で11-11の互角のスタートとなる。だが、ここからネブラスカは7-0のランに成功することで、主導権を握り前半を8点リードで折り返した。後半に入ると、ネブラスカが試合の主導権を握り続ける。特に目立っていたのは富永で、コート中央付近からのロングシュートを沈めるなど後半だけで3ポイントシュート6本中3本成功を含む、フィールドゴール9本中6本成功の大活躍。後半は常にリードをキープしていたネブラスカが、危なげない試合運びで逃げ切った。
ヒーローとなった富永は、試合後の会見で「一度、リズムに乗れば僕は100%の自信を持ってプレーできます。家族が見に来てくれた前で、インディアナ相手に大きな勝利を挙げられたのは最高です」と語った。
富永が大きな勝利と語ったように、今日の白星によってネブラスカは対インディアナの連敗を7で止めた。そして、現地6日には現在ランキング21位のウィスコンシン大、9日にはランキング1位のパデュー大と難敵との試合が続く。このどちらかでアップセットを達成できれば、2014年以来となるNCAAトーナメント出場が現実的なものとなってくる。そのためには、今回のような富永の爆発が引き続き欠かせない。
Nebraska's Keisei Tominaga dropped 28 to lead the Cornhuskers to their first win over Indiana since the 2017-18 season 🔥 pic.twitter.com/V6luIwcb2B
— B/R Hoops (@brhoops) January 4, 2024