写真=Getty Images
「申し訳ありません、コーチ」
ウィザーズのエース、ジョン・ウォールは、自宅で転倒して左足アキレス腱を断裂し、2019-20シーズン開幕が絶望的となった。左かかとの手術後に災難が重なったウォールの心境を、ヘッドコーチのスコット・ブルックスが、ラジオ番組『Sports Junkies』とのインタビューで明かした。
ブルックスによれば、ウォールとは今回の負傷発覚後からメールでやり取りをしているとのことで、本人から謝罪されたという。
「ジョンの気持ちを考えると、辛い。彼はバスケットボールが大好きな選手で、あらゆることを乗り越えてプレーしてきた。だが、今回のケガを抱えたままではプレーできない。彼は傷ついている。メールでやり取りをしていて、彼の気持ちを思うと辛いね。彼は私に謝罪のメールも送ってきた。『申し訳ありません、コーチ』とね。そのメールを読んで、私も辛かった。彼はプレーしたがっていて、彼の離脱が我々全員にとって痛手であることを理解している。リーグでベストな選手の一人が、今プレーできない状態にいるんだ」
現時点で復帰時期は未定で、術後から12カ月以上かかると見られている。スピードが武器の選手だけに、今回のケガが復帰後のプレースタイルに影響を及ぼすのは、避けられそうにない。