渡邊の出場時の得失点差はチームトップの+10
サンズがホームにサンダーを迎えた一戦は終盤に13-31のビッグクォーターを作られ、99-111の逆転負けを喫した。これでサンズは4勝6敗に。
第1クォーター残り約3分、出番が訪れた渡邊は早速右コーナーからフリーの3ポイントシュートを成功させる。ローテーションミスからフリーとなった選手へ率先してシュートコンテストに行き、スクリーンアウトやヘルプディフェンスといった基本的なプレーを遂行すれば、オフェンスでは周りがプレーしやすいようにフロアバランスを取りつつ、オフボールムーブでディフェンスをかき回す献身的なプレーが目立った。
第3クォーター残り4分に再びコートに立つと、エクストラパスでジョーダン・グッドウィンのコーナースリーをアシストし、さらに左コーナーからクイックリリースで3ポイントシュートを成功させた。サンズは6点リードで最終クォーターを迎えたが、ここから機能不全に陥り、シュートがことごとく外れてフィールドゴール成功率は9.5%と大きく失速。渡邊がいる時間帯はオフェンスが機能していただけにクロージングラインナップでの起用が期待されたものの、11点ビハインドの残り2分22秒まで出番が来なかった。その後、最後までコートに立ち続けた渡邊だったが、違いを生み出せずに試合終了を迎えた。
渡邊は17分14秒のプレータイムで放った2本の3ポイントシュートをすべて沈め6得点を記録。2アシストも挙げ、出場時の得失点差はチームトップとなる+10を示した。
Yuta from the corner again 🎯 pic.twitter.com/ugc3wFKWrN
— Phoenix Suns (@Suns) November 13, 2023