文=バスケット・カウント編集部

千葉ジェッツ
東地区3位 19勝11敗(直近6試合の成績:○●○●●●)

シーホース三河
西地区1位 22勝6敗(直近6試合の成績:●○○○○○)

『2冠』を狙う千葉にとってはコンディション管理が重要

千葉と三河がリーグで初対決を迎える。オールジャパンを完璧な内容で制した千葉だが、それでもリーグ再開初戦に栃木に痛烈なリベンジを食らい、Bリーグでは13連勝が止まった後に1勝4敗と失速。強豪の三河を迎える今節はシーズン中盤の正念場だ。経験豊富でアジャスト能力の高い三河は、先の敗戦で『学び』を得ており、オールジャパンのように圧倒できるかどうかは微妙なところ。慎重な立ち上がりが求められる。18日の栃木戦ではタイラー・ストーンの欠場が痛かった。シーズン序盤はケガ人続出に苦しんだだけに、2冠を目指し戦う後半戦はコンディション管理がより重要になる。

1月21日(土)15時00分試合開始@千葉ポートアリーナ
1月22日(日)15時00分試合開始@千葉ポートアリーナ


アルバルク東京
東地区1位 23勝5敗(直近6試合の成績:○●○○○○)

横浜ビー・コルセアーズ
中地区5位 11勝19敗(直近6試合の成績:○●●○○●)

横浜の爆発力を発揮させないペースコントロールを

18日の仙台戦、試合が終わると大慌てで会場を後にしたA東京。その日のうちに帰京したのは、この対戦に備えるため。オールスターゲームに参加した選手も多い状況、コンディション管理を最優先した形だ。横浜は好不調の波が激しく、勝ったり負けたりを繰り返している。ハッスルする選手が揃っており、ハマった時にはすさまじい爆発力を見せるが、あっけなく敗れる試合も。A東京としては相手を乗せないことが最優先。しっかりとゲームコントロールして打ち合いを得意とする横浜のペースにさせないことが求められる。特に川村卓也が当たり始めるとチーム全員が乗る傾向があるだけに、川村はきっちりと抑えたい。

1月21日(土)17時00分試合開始@墨田区総合体育館
1月22日(日)15時00分試合開始@墨田区総合体育館


レバンガ北海道
東地区5位 7勝23敗(直近6試合の成績: ●○●●●●)

滋賀レイクスターズ
西地区6位 6勝24敗(直近6試合の成績:●●●●●●)

北海道は新外国籍選手にやられるトラウマを払拭できるか

滋賀は7連敗中だが、相手は格上ばかり。内容も決して良くないがチームとしてはまとまりつつあり、ここからの1カ月で一気にジャンプアップしたいところ。今回のリーグ中断期間に、新たな外国籍選手としてクレイグ・ブラッキンズと契約。2010年のNBAドラフトで1順目全体21位でサンダーから指名を受けた経歴を持つビッグマンだ。リーグ再開となった名古屋D戦でさっそく27分間のプレータイムを得て、まだチームとの連携が取れていない状況ながら、20得点9リバウンドと上々のスタッツを残した。このブラッキンズと周囲との連携構築がチーム浮上のカギとなる。対する北海道は18日の秋田戦で、新外国籍選手にいいようにやられてしまい完敗。その二の舞は避けなければならない。

1月21日(土)18時00分試合開始@北海きたえーる
1月22日(日)14時00分試合開始@北海きたえーる