クリス・ポールの次はリラードの控えガードに
バックスはデイミアン・リラード獲得のためにドリュー・ホリデーをトレイルブレイザーズに(後にセルティックスへ再トレード)、グレイソン・アレンをサンズへと放出し、ロスター枠に1つ空きができた。リラードという補強はあったものの先発ガード2人を放出してガードの層は薄くなっており、補強が必要となっていた。
そこで、バックスはキャメロン・ペインとベテラン最低保証額での1年契約を結んだ。
ペインはサンダー、ブルズ、キャバリアーズ、サンズでプレーし、NBAキャリア9年目を迎えるポイントガード。サンズではクリス・ポールに次ぐ2番手のポイントガードとして、その得点能力、サンズでの4シーズンで3ポイントシュート成功率は38.4%でセカンドユニットを引っ張ってきた。
サンズでの彼は貴重な戦力だったが、昨シーズン途中のケビン・デュラントに続き今オフにブラッドリー・ビールを獲得する中で放出されることに。スパーズにトレードされた後、解雇されてフリーエージェントとなっていた。
ホリデーとアレンはガードながらフィジカル負けせずにディフェンスのできるカードだった。リラードもペインも守備より攻撃に重きを置くタイプで、ディフェンス面でのバランスはこれから取っていく必要がある。それでも、スーパーチーム化が進むサンズを弾き出されたペインが、同じくスーパーチームとなったバックスに加わったのは興味深い。