スクート・ヘンダーソンを抑えて全体2位指名を受ける
今回のNBAドラフトで全体1位指名権を持つスパーズがビクター・ウェンバニャマを指名したのは予想通り。2位指名権を持つホーネッツは、アラバマ大のブランドン・ミラー、Gリーグのイグナイトスクート・ヘンダーソンの2人ともチェックしており、どちらを指名するかが注目されたが、結果はミラーだった。
ホーネッツのミッチ・カプチャックGMは「活発な議論が交わされたが、それは良いこと。簡単な選択ではなかったが、結果的にこの選択には100%の自信がある」と語った。
ミラーは指名されることを知らなかった。「指名を知ったのは名前を呼ばれる2秒前だ。ステージを歩いて握手して、写真撮影をするのを夢見ていたから感動したよ。すぐにでもシャーロットに行きたい。素晴らしい選手がいることは知っているし、その一員としてコート上でもそれ以外でも勝利に繋がるプレーをしたい」とミラーは言う。
ミラーは身長206cmでウイングスパンは216cm。サイズがありながら身体能力が高くて早いバスケに対応でき、高いスキルも兼ね備えたバランスの良さが持ち味。そのバランスの良さとオールラウンドな能力は、ポール・ジョージと比較される。
ポイントガードのラメロ・ボールとスモールフォワードでプレーするであろうミラーが、ホーネッツの今後の軸となる。