Bリーグ

大阪が2人の新外国籍選手を獲得

6月20日(火)から6月21日(水)夕方までにリリースがあった移籍市場の動きをまとめる。

◆群馬クレインサンダーズ
契約継続

トレイ・ジョーンズ
今シーズンは48試合の先発を含む51試合に出場し20.3得点、4.1リバウンド、4.8アシストと大活躍。積極的な補強が見られる来シーズンの群馬においても、変わらずエースとしてオフェンスの起点となることが期待される。

◆千葉ジェッツ
自由交渉

クリストファー・スミス
日本では2年目となった今シーズンは56試合に出場し、23分50秒のプレータイムで17.0得点、4.3リバウンド、2.3アシストを記録。レギュラーシーズンベストファイブ入りし、ベスト6thマンも受賞した。なお、クラブは引き続き交渉を続けると発表している。

◆川崎ブレイブサンダース
契約継続

増田啓介
プロ3年目となった今シーズンは主にベンチから出場し、56試合の出場で9分43秒のプレータイムと昨シーズンからプレータイムを落とした。ウイングに新加入の選手がいる来シーズンは増田にとって勝負の年と言える。

契約
飯田遼
香川ファイブアローズから移籍。今シーズンは39試合の先発を含む56試合に出場し、20分4秒のプレータイムで主力を担った。持ち味は激しいディフェンスと35.5%の成功率の3ポイントシュート。キャリア初となるB1でも活躍が期待される。

◆富山グラウジーズ
契約継続

水戸健史
富山一筋のフランチャイズプレーヤーは来シーズンで在籍16年目となる。今シーズンは終盤にケガで離脱した時期があったものの45試合に出場し、16分17秒のプレータイムでチームを支えた。ベテランらしいバスケIQの高いプレーでチームを盛り上げてくれるに違いにない。

新規契約
エージェー・エドゥ
アジア特別枠選手のフィリピン人ビッグマンを獲得。直近はNCAAディビジョン1でプレーし初のプロキャリアを日本で迎える。8月に行われるワールドカップのフィリピン代表候補21人にも名を連ねている。

◆三遠ネオフェニックス
契約継続
太田敦也
佐々木隆成
三遠一筋、来シーズンで在籍17年目を迎える日本人ビッグマンの太田。今シーズンは14試合の先発を含む45試合に出場し12分13秒のプレータイムでインサイドを支えた。来シーズンもスクリーナーやリバウンドなど縁の下の力持ちとして活躍が期待される。佐々木は咋オフに熊本ヴォルターズから移籍し、初のB1でのシーズンとなったが11月から先発に定着しチームの中心に。終盤にはケガのため離脱したものの、キャリアハイの21得点を挙げるなどインパクトを残したシーズンとなった。

◆シーホース三河
契約
ザック・オーガスト
直近はトルコリーグでプレーしていたアメリカ人ビッグマン。トルコでは12.4得点、7.5リバウンド、1.9アシストを記録している。アスレチックなプレーヤーでダバンテ・ガードナーとどのように融合するか楽しみだ。

◆ファイティングイーグルス名古屋
契約
鍵冨太雅
茨城ロボッツから移籍。スラムダンク奨学金でアメリカの大学に進学し、今シーズンからプロキャリアを茨城でスタートさせていたが、出場の機会を多く得ることはできなかった。サイズがありハンドリング能力も優れているため、新天地での活躍に期待したい。

◆大阪エヴェッサ
契約
アンジェロ・カロイアロ
イアン・ハマー
カロイアロは、直近トルコのガラタサライでプレーし、それ以前はイスラエルのマッカビテルアビブで4シーズンプレーするなど名門クラブを渡り歩いてきた。オールラウンダータイプのカロイアロは、得点能力が高いショーン・ロングとはスタイルが異なるため相性が良いだろう。ハマーはユーロを中心にキャリアを歩んできた201cmのアメリカ人選手。インサイド選手としては小兵ではあるがフィジカルに優れ、ピック&ロールのスクリーナーからダイブして得点を挙げられる。試合数こそ多くないものの同じく新加入のカロイアロとトルコのガラタサライでプレーしている。

退団
ディージェイ・ニュービル
日本で3シーズンに渡りプレーし大阪にとって最重要選手となっていたが、今シーズン限りで退団となる。今シーズン60試合すべてで先発出場し33分21秒のプレータイムで19.4得点、4.2リバウンド、5.5アシスト、1.4スティールと大活躍。なお、移籍先のクラブが決定しており自由交渉リストには公示されない。

◆佐賀バルーナーズ
契約継続
チェイス・フィーラー
今シーズンは58試合の先発を含む59試合に出場し27分32秒のプレータイムと中核を担った。ディフェンス能力も高くオールラウンダーではあるが、エースのレイナルド・ガルシアが離脱した際には得点能力も存分に発揮していた。

契約
狩野祐介
滋賀レイクスから移籍。今シーズンは主にシックスマンとして54試合に出場し、38.2%と高確率の3ポイントシュートでチームに貢献した。アウトサイドの得点源であった西川貴之の退団の穴を埋める的確な補強と言える。

◆長崎ヴェルカ
契約
チャン・ミンクク
200cmの韓国人スモールフォワードをアジア特別枠選手として獲得した。アンダーサイズだった長崎ヴェルカにとって、ウイングのサイズアップが図れる補強。強力な外国籍フォワードが多数存在するB1ではディフェンダーとしての期待も高い。

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