プレーヤーオプション行使で残留、来シーズンの年俸は約26億円に
ラプターズのギャリー・トレントJr.がプレーヤーオプションを選択することで、新シーズンもチームに残留することが明らかになった。これで2022-23シーズンのトレントJr.の年俸は1860万ドル(約26億4,200万円)となる。
当初、トレントJr.はフレッド・バンブリートと共にオプションを行使せずにフリーエージェントになると見られていた。そして、ここまでの実績を考慮すると3&Dとして確かな実績を残している彼は1年平均で2000万ドル(約28億4,100万円)規模の契約を得られると評価されており、今回の選択には驚きの声も上がっている。
24歳のトレントJr.は今シーズン66試合に出場し平均17.4得点、2.6リバウンドに加え、3ポイントシュート成功率36.9%をマーク。主力のシューターとして及第点の数字を残したが、一方でシーズン終盤には先発から外され、ベンチスタートになっていた。
しかし、ラプターズは今オフにニック・ナースヘッドコーチと袂を分ち、ダーコ・ラジャコビッチが新指揮官に招聘した。そしてラジャコビッチは就任会見において、トレントJr.のことを重要な存在と評価していた。また、TNTのレポーターを務めるクリス・ヘイズ氏によると、トレントJr.はラプターズとの長期契約を希望しており、今回の決断によってラプターズと新契約に向けてより時間をかけての交渉が可能となる。
トレントJr.の残留が確定したことで、残る自軍のフリーエージェント選手はヤコブ・パートルのみ。ラプターズにとって彼の契約延長に集中できるできるこは大きいと言える。