写真=Getty Images
Dリーグでは『下手投げ』で64.2%の成功率を記録
プレシーズンで話題となった『アンダーハンド・フリースロー』を用いるロケッツ新人のチナヌ・オヌアクが、キャリア初の公式戦出場でフリースローを打つ機会を手にした。
12月26日に本拠地トヨタ・センターで行なわれたサンズ戦でNBAデビューを果たしたオヌアクは、第4クォーター残り2分46秒、ついにフリースローラインに立った。
『Bleacher Report』のInstagramページ『house of hilights』に投稿された動画を見ると、オヌアクが1本目を成功後、チームメートのネネ、ライアン・アンダーソン、トレバー・アリーザがベンチから大きく手を挙げてルーキーの得点を喜ぶ姿が確認できる。
『ESPN』のロケッツ番記者カルビン・ワトキンスによれば、オヌアクは試合後、「ものすごく緊張した」と語ったそうだ。
先発センターのクリント・カペラが左足の腓骨骨折で離脱した今、今後もオヌアクには出場機会が与えられる可能性が高い。一般的にフリースロー成功率が低いと言われるビッグマンだが、オヌアクはルイビル大の2年からフリースローのフォームを下手投げに変更し、成功率を改善させた。
今シーズンはDリーグの試合に17試合出場して64.2%のフリースロー成功率を記録するなど、仮に対戦相手が故意にファウルを仕掛ける『ハック戦術』を用いたとしても、他のセンターと比べれば成功率は高いだけに、ロケッツにとってもカペラが戻るまで貴重な戦力となる。今後も下手投げのフリースローに注目が集まるはずだ。