今まで培ってきたことをすべて注ぎ、新しい歴史を作りたい

群馬クレイサンダースは8日、直近の2シーズンを広島ドラゴンフライズでプレーした辻直人と契約が基本合意に達したことを発表した。

辻は日本代表経験を持つ185cm82kgのシューティングガード。洛南高校から青山学院大学へ進み学生時代からいくつもの優勝タイトルや個人タイトルを獲得し、2012年に東芝ブレイブサンダース(現川崎ブレイブサンダース)に加入した。川崎で9シーズン活躍した後、2021年に広島へ電撃移籍すると、キャンプテンも務めた今シーズンは57試合に先発出場し平均9.8得点、2.6アシスト、3ポイントシュート成功率38.9%を記録。クラブ初のチャンピオンシップ出場に貢献した。

群馬はクラブのリリースで以下のコメントを発表している。「『打てば入る! 』と名高いその高確率の3ポイントシュートで、どんな場面でもチームに最高の流れを呼び込む、まさに『お祭り男』正確無比なシュートを決める頼れる姿、コート内外で見せる茶目っ気に溢れた姿など、誰からも愛されるそのキャラクターはサンダーズファミリーの皆様にもすぐに浸透し、瞬く間に多くのファンの皆様に愛され応援される選手になると思います」

また辻はクラブでのリリースで以下のコメントを発表している。「この度、群馬クレインサンダーズに入団することになりました辻直人です。 今の僕にはワクワク感しかありません。 新しい環境でイチからチャレンジ出来るというワクワク感。 群馬クレインサンダーズのCS出場、優勝と言った新しい歴史を作っていくことへのワクワク感。 高校時代からライバルとして切磋琢磨してきた並里選手と、この歳になって一緒のチームでプレイできるというワクワク感。 今まで培ってきたことをすべて、群馬クレインサンダーズに注ぎ、新しい歴史を作りたいと思っています。ファンの皆様、応援の程よろしくお願いいたします」 初めて一緒にプレーする同級生コンビがどんなケミストリーを生み出すのか楽しみだ。