3x3男子日本代表

カギとなる2点シュートが19本中成功わずか3本と決まらず

3人制バスケ『3×3』のワールドカップが開幕した。日本代表は男子が初戦でスイスと対戦。同じアジアのモンゴル代表が、粘り強いバスケの末に逆転勝ちを収めたコートに日本代表が登場した。

序盤は激しいプレッシャーディフェンスと、2点シュートで先行した日本代表のペース。激しく当たるだけでなくローテーションも素早く、スイスにシュートチャンスを作らせない。2点シュートが最初に2本決まった以降は思うように決まらなくなったが、ディフェンスの強度を保ってリバウンドなど球際にも強さを見せ、ロースコアの展開でリードを守り続ける。

しかし、ロースコアの展開は2点シュートで一気にひっくり返るのが3×3の面白さであり、怖さである。全く当たらなかったスイスの2点シュートが連続で決まって9-6から一気に9-10と逆転された。

ここから保岡龍斗が強気のドライブからシュートを決め、落合知也がゴール下での見事なステップワークから得点するなどリードチェンジを繰り返す展開に。それでもスイスに2点シュートで突き放され、トーマス・ケネディの得点で詰め寄るも最後の攻めは2点シュートが決まらず、オフェンスリバウンドで繋ぐも再び2点シュートがリングに嫌われてタイムアップ、13-14で逆転負けを喫した。

日本は2点シュートを19本放つも3本成功とシュートが決まらず。互いにシュートタッチが良くないロースコアの我慢勝負となる中で、2点シュートを日本よりも1本多い4本決めたスイスが接戦を制した。

男子日本代表はこのあと22時25分からオランダとの対戦を控えている。女子日本代表は25時15分に初戦でオーストラリア、27時25分からドイツと対戦する。