写真=Getty Images

批判と注目が集まる『ジャージー・スポンサーシップ』の行方は。

先日、NBAが発表した『ジャージー・スポンサーシップ』。2017-18シーズンから3シーズン限定で、各チームが選手が試合で着用するジャージーにスポンサーのロゴを入れるという取り組みだ。

その契約対象スポンサーの業種が制限されることになりそうだ。

『ESPN』によれば、NBAは酒、タバコ、ギャンブル、政治、メディア関連、また17-18シーズンから契約が始まるナイキの競合企業との『ジャージー・スポンサーシップ』を認めないと各クラブに通達したそうだ。

また、同記者は、空想上の最強チームをオンライン上でユーザーが作れる『ファンタジー・スポーツ』を運営している企業とのマーケティング契約締結は認められているものの、『ファンタジー・スポーツ』運営企業のロゴをNBAチームのジャージーに入れるのは認められないだろう、と見ている。

企業のロゴでユニフォームが埋め尽くされるのを「反スポーツ的」という理由で嫌悪するファンは少なくない。アメリカ4大スポーツの中で『ジャージー・スポンサーシップ』を試験導入するのはNBAが初だが、年間で約1億ドルの収入がリーグにもたらされると言われている。